当サイト内のパン作りについて
知識や技術、経験がないパン作り初心者さんが失敗なくパン作りを楽しめるように、失敗の原因をなるべくとりのぞき、しかもおいしいパンがつくれるレシピを考えてご紹介しています。
また、パン作りについての知識や、必要な材料、道具の購入先の紹介もしています。
\こんな人たちのお役に立ちたい/
- パン作りが初めての人
- 失敗ばかりでパン作りをあきらめた人
- かんたんですぐできるパンレシピをさがしている人
パン作りでしあわせな時間をすごしていただけたらとてもうれしい
当サイト内のレシピご利用の注意点
当サイト内のレシピを使用するときに注意してほしいことがいくつかあります。
強力粉は外国産を使用すること
強力粉は製パン店、スーパーなどどこで買ったものでもかまいませんが、国産小麦は使わないでください。
(スーパーなどでよく見かける強力粉は、ほとんど外国産です。)
国産強力粉は粉の水分量がちがうので、水分の調整が必要になります。
強力粉えらびに悩んでいたら、こちらを参考にしてください
準強力粉について
当サイトは「ハード系」とよばれる準強力粉をつかったレシピが多いです。
あつかいかたや味にクセがないリスドォルを推奨していますが、強力粉と薄力粉を混ぜることで代用できます。
準強力粉と強力粉のちがいは「グルテンの含有量」。多いのが強力粉で、少し少ないのが準強力粉。多いほどもっちりと歯ごたえがあるパンを作ることができます。
強力粉8 対 薄力粉2で混ぜるレシピが多いですが、7:3でも6:4でも作れます。
じぶん好みの歯ごたえをさがして配合を変えてみるのも楽しいですね。
リスドォルは強力粉と薄力粉をまぜる手間がはぶけて便利ですが、すこしベタつきます。ベタつく生地がイヤな人は、水を5gへらしてください。
ぬるま湯の温度は重要
レシピ画像のように生地がふくらんでいないときは、イーストが古いか、水温が高いか低いかが考えられます。
冬場は部屋や材料が冷えていることで、発酵に時間がかかります。レシピどおりの時間で発酵をすすめるために、ぬるま湯の温度がとても大事になります。
40℃は、触ってみて「熱めのお風呂」ぐらいです。想像より熱めだと思います。冬はそれで始めてください。
ただし、指を3秒以上入れていられない温度は高すぎてイーストが死んでしまうので要注意です。
夏は水温も室温も高いので、水をあたためると発酵がすすみすぎます。とくにあたためずに常温でOKです。
こなパンレシピで使っている材料について
【基本材料】 | |
強力粉 | イーグル、カメリヤ、業務スーパーの強力粉 |
準強力粉 | リスドォル、強力粉+薄力粉 |
ドライイースト | 赤サフ、日清スーパーカメリヤ |
水 | 水道水 |
塩 | 粗塩、精製塩(どちらでも可) |
【副材料】 | |
砂糖 | グラニュー糖(なんでも可) |
バター | 無塩バター |
たまご | 全卵をしっかりと混ぜたもの |
ココア | 無糖のもの |
0.1gまで表示のデジタルはかり |
フタつき容器 |
透明ボウル |
スケッパー(100均で購入可) |
くりかえし使えるオーブンシート |
めん棒 |
こね台 |
こなパン運営者の作業環境
オーブンは2014年製の東芝石窯ドームを使用しています。サイズは30L、2段焼き可能な電気オーブンです。
40℃で発酵について
オーブンの発酵機能を使用しています。(「そんな機能ないわ」とおもわれる人でも、調べると発酵機能がついていることがよくあります。調べてみてください。)
40℃は発酵には高いとおもわれるかもしれませんが、実際に10分発酵機能を使っても庫内は40℃にはなりません(30℃ほど)。なので40℃に設定しています。
レシピの画像と比べて発酵が進みすぎてると感じるときは、35℃や30℃に下げてくださいね。
その他の注意点
- こなパンレシピは、レシピの特性上ベタつく生地が多いです。作業中は打ち粉(分量外の強力粉)を台や生地にふってください。
- オーブンの温度は、メーカーや製造年度により大きくちがうことがあります(10~50℃も!)。はじめはすこし低い温度で焼くか、焼き上がり3分前に焼き色を確認して、焼けすぎをふせぐよう工夫してください。何回か焼くことで、自分のオーブンのクセがわかると思います。
次回、オーブン温度を10℃下げる または 上げる
強力粉とドライイーストの保管方法について【重要】
強力粉はニオイを吸着しやすいので、ニオイがきついもののそばには置かず、開封後は密閉容器か袋にいれて常温で保管してください。
開封後のドライイーストは、温度や湿度にデリケートなため、できるだけ空気にふれないよう密閉して冷蔵庫で保存し、一ヶ月を目安に使い切るようメーカーは推奨しています。ひんぱんにパンを焼かない人は、3gずつの個包タイプがおすすめです。